2007年5月、63歳の看護師である裕子は胃腸の具合が悪かったため、クリニックで検査を受けた。がんの腫瘍マーカーテストで異常に高い数値がでた。そこで超音波診断を受けたところ、膵臓に塊があることが確認された。さらなる検査の結果、膵臓がんと診断され、余命6カ月を宣告された。
 経験を積んだ看護師である彼女は、たとえ相当に激しい治療を施したとしても、病気の今後の見通しはかんばしくないことがすぐにわかった。

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