ボケたい人はいない。ボケを防ぐにはどうすればいいのか? 世論時報から取材を受けた。その内容を紹介しよう。

睡眠を邪魔する飲食物は認知症の素
「生涯元気に働けることが一番の認知症予防」

スポーツジムはデイケアセンター
コーヒーを飲むと、どんな人でも眠れなくなりますね。特に夕方の3時以降に飲むと、より眠りにくくなるようです。当然、睡眠の質が落ちます。そして、翌日の昼間はしっかり働けなくなる。そういったことの積み重ねで、うつ病や不安状態になって、様々な病気が引き起こされます。
うつ病になるのは、認知症になる前兆とも言えます。うつ病になると、脳にコルチゾールという物質がたくさん分泌されます。このコルチゾールが、情報処理や情報伝達をコントロールする脳の神経細胞(ニューロン)を殺してしまいます。同じように記憶を司る脳の海馬を殺してしまうと、記憶の出し入れができなくなり、これらの結果、認知症になるわけです。
つまり、認知症予防には睡眠が非常に重要です。睡眠の質が落ちると、連鎖的に認知症へのリスクが高まって行きます。

 

この続きは「世論時報」2020年2月号をご参照ください。