「せっかく函館に来たのだから温泉に入ろう!」

函館市内には湯の川温泉や谷地頭温泉などがあるが、今回は落部(おとしべ)まで足を伸ばした。交通の便のよくない落部までやってきたのは、上の湯温泉「銀婚湯」を訪ねることにあります。

 宿の人は、こういう。「銀婚湯という宿名からして、結婚二五年目の銀婚式をお祝いする客が多いのですが、開業当初は湯治の客が中心でした」。 

 上の湯温泉は落部川の上流の山あいに位置し、自然環境がすばらしい。宿には3,000坪の自然豊かな庭園があり、その中を落部川が流れます。庭園には1週およそ8,000歩におよぶ散策路があります。そして温泉は、落部川から湧き出る原泉と5つの野天風呂があります。 

落部には函館駅から電車でもバスでも行けますが、今回はバスを利用。函館駅前から落部駅まで1時間40分。落部駅で宿の係が待っていてくれ、車で走ること15分で宿に到着。 

 

 

この続きは「はつらつ元気」2019年12月号をご参照ください。